2022年度のインフルエンザワクチンのお知らせ
2022年度のインフルエンザワクチン接種は以下の内容で行います。
受診方法
ご予約は必要ありません。診療時間内に直接クリニックへお越しください。受付順でのご案内となります。
*ワクチンの入荷状況などの最新情報を公式LINEでお知らせします。ぜひお友達を登録をお願いします。
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接種開始日
10月1日(土)
接種対象者
生後6か月以上の方
費用
年齢 | 接種回数 | 価格 | 自己負担額 |
公費補助 |
---|---|---|---|---|
6か月~13歳未満 | 2回 | 3,000円/回 | 2,000円/回 |
1回1,000円の補助あり(適用は10月15日以降) |
13歳~18歳、 妊婦 |
1回 | 3,500円/回 | 2,500円/回 | |
19歳~64歳 | 3,500円/回 | 補助なし | ||
65歳以上 | 無料 |
全額補助あり |
*公費補助は清須市の方が対象です。
*愛知県内の他の市町村の方も広域連絡票があれば助成の対象となります。費用はお住いの市町村により異なります。お住いの市町村にてお手続きをしてお越しください。
持ち物
<全ての方>
・健康保険証
・診察券(お持ちの場合)
<妊婦さん、生後6か月~18歳の方>
・母子健康手帳
・子ども医療費受給者証
・妊婦・子どもインフルエンザ予防接種費助成金交付申請書兼代理受領に関する委任状
(清須市の様式となります。必要事項を記入のうえ、ご持参ください。なお、クリニックにも用紙をご用意しておりますので、来院時に記入いただいても結構です。)
コロナワクチンとの接種間隔に関して
医師と相談のうえ、コロナワクチンと同時接種ができる場合もあります。
また、コロナワクチン接種の2週間前後は他のワクチンは打たない方針としています。
予防効果
予防効果が出るのに2週間ほどかかります。
予防効果は5か月間は持続すると言われています。日本ではインフルエンザが12月から3月頃まで流行しますので、早めの接種をお勧めしています。
よくあるご質問 Q&A
Q.いつまでに接種をするのがいいですか?
A.日本では12月からインフルエンザの流行が始まりますので、11月の中旬までには接種を済ましておくのが理想です。
Q.インフルエンザの予防効果はどれくらいあるのですか?
A.インフルエンザワクチンは発症を100%予防できるわけではないものの、ある程度の抑える効果があります。65歳以下の健康な方ではインフルエンザ発病防止に対する有効率は70~90%、65歳以上の健康な方では45%と報告されています。(ワクチンを接種せずに発病した人のうち、45%の人は、ワクチンを接種していれば発病を防ぐことができた、ということになります。)また、発症しても軽い症状にとどめる効果があります。
Q.ワクチンの最も大きな効果はなんですか?
A.重症化を防ぐ事です。お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎など、重症になることがあります。厚生労働省は、「65歳以上の健常な高齢者については82%の死亡を阻止する効果があった」と公表しています。
Q.昨年、インフルエンザワクチンを打ったのですが、今年も打った方がいいですか?
A.はい、毎年打った方がいいと考えられます。インフルエンザウイルスにはいくつか種類があり、その中から毎年流行するものを予想してワクチンを作ります。また予防効果は5か月程度で低下してしまいます。そのため、昨年ワクチンを接種した方でも今年のワクチンを打った方がいいと考えられます。
Q.副反応にはどんな症状がありますか?
A.接種した部位の痛み、腫れ、発赤が10~20%の方にみられますが、通常2~3日で消失します。また、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが5~10%の方に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。ワクチンに対するアレルギー反応としては、かゆみ、発赤、じんま疹がみられる事があります。その他に、急性脳症、けいれん、肝機能障害などの非常に重い副反応の報告がまれにありますが、ワクチンとの因果関係は明らかになっていません。
Q.接種した日は運動をしてもいいですか?
A.接種する前の運動は可能です。接種した後の激しい運動は控えましょう。
Q.接種した日はお酒を飲んでもいいですか?
A.少量であれば問題ないと言われています。お酒に弱い方は接種前後は飲酒を控えましょう。
Q.接種した日は入浴してもいいですか?
A.入浴は問題ありませんが、接種した部位を強くこすらないように気を付けましょう。
Q.熱やかぜ症状があっても接種はできますか?
A.37.5℃以上の明らかな発熱や、咳・鼻水などの風邪症状がある場合は予防接種は受けられません。また、二日酔いや体調不良がある方も受けない方がよいでしょう。
Q.妊娠中や授乳中でも接種はできますか?
A.接種できます。インフルエンザワクチンは病原体の毒性をなくした不活化ワクチンであるため、胎児に悪影響を及ぼしたという報告はありません。母乳を介して乳児に悪影響がでることもありません。
妊婦・授乳中の方・お子様のQ&Aはこちらへ↓
妊婦・子どもインフルエンザ予防接種費の補助、よくある質問Q&A
まえの内科クリニックよりメッセージ
去年、一昨年はインフルエンザが流行しませんでしたが、今年は南半球のオーストラリアで例年以上に増加しています。そのため、そのウイルスが国内に持ち込まれ、今年は日本でもインフルエンザが流行すると言われています。油断はせずに、予防接種や手洗いうがいなどの感染対策でしっかり予防していきましょう。
さいごに、予防接種の効果にはもうひとつ、感染の拡大を抑えるという大切な役割があります。ご家族やご友人、免疫力の低い方々に感染を広げないためにも、ご紹介した効果的な接種時期などを参考に、インフルエンザ予防接種を受けましょう。