メニュー

インフルエンザ・新型コロナ・マイコプラズマが流行中!【2024年12月号】

[2024.11.25]

寒さが一段と厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりました。今年も残りわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

現在、全国的にインフルエンザ、新型コロナウイルス、そしてマイコプラズマ肺炎が流行しています。皆様の健康を守るために、いくつかの重要な情報をお伝えしたいと思います。

インフルエンザの流行

11月21日、愛知県のインフルエンザ定点あたり患者報告数が「1.49」と、流行入りの目安となる「1.00」を上回り、流行シーズンに入ったと報告されました。今後、本格的に流行する可能性もありますので、感染対策やワクチン接種による予防と早めの治療を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。

 

2024年度インフルエンザ予防接種のお知らせ

 

新型コロナの流行

11月22日、愛知県の新型コロナ定点あたり患者報告数が、1.85(11月4日〜10日)から2.09(11月11〜17日)に増加し、感染者数が増加傾向にあります。

高齢者の方々は、新型コロナウイルス感染症にかかると重症化するリスクが高いことが知られています。これは、加齢に伴う免疫力の低下や、基礎疾患をお持ちの方が多いことが主な理由です。そのため、感染予防策を徹底することが非常に重要です。手洗いや手指消毒をこまめに行い、人混みを避けること、そしてマスクの着用を心がけてください。また、定期的な換気や、十分な栄養と睡眠を取ることで、免疫力を維持することも大切です。体調に少しでも異変を感じた場合は、早めに医療機関にご相談ください。

新型コロナワクチンの予防接種も取り扱っていますのでお気軽にお問い合わせください。

新型コロナウイルス感染症 Q&A

 

 

マイコプラズマ肺炎の流行

2016年以来、8年ぶりに流行しています。11月の時点では愛知県は1医療機関あたりの患者数が3.86人と全国で8番目に多く、引き続き注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎は、他の肺炎とは一味違う特殊な感染症です。細胞壁を持たない特異な細菌で、通常の抗生物質が効きにくいという特徴があります。「歩く肺炎」とも呼ばれ、症状が軽いため患者が日常生活を続けながら感染を広げてしまうことがあります。また、咳が発熱よりも遅れて始まり、熱が下がった後も3〜4週間程度長く続くなど、一般的な肺炎とは異なる独特の経過をたどることが特徴的です。

「マイコプラズマ肺炎になった舞妓さん」

*ただのダジャレです

ダジャレが気になった方はこちらの記事をご覧ください。

マイコプラズマ肺炎

これらの感染症は同時に感染するリスクもありますが、過度な心配は不要です。強いウイルスが共存することは稀であり、適切な対策を講じることで予防可能です。皆様が健康で安心して過ごせるよう、まえの内科クリニックでは引き続き、努力を重ねてまいります。何か気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME