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糖尿病の症状

症状が何もないから、糖尿病は大丈夫!?

  • 健診や検査を最近受けていない方
  • 血糖値が高いと言われているけど治療をまだ始めていない方             

 実は、糖尿病の軽症はほとんど症状がないのです。つまり、症状が出てから見つかる事は少ないのです。糖尿病がもう少しすすんだ人は…すでに症状が出ています。

ぜひ皆さんには重症化する前に定期健診を受け、生涯、第一線で活躍していただきたいです。

●高血糖の症状

 人間には血糖値をちょうどよくする自動調整機能があります。しかし、長期間の生活習慣の影響インスリンが適切に作れない状態になると、血糖を調整するシステムが壊れ、血糖値が上がり、糖尿病になります。

 血糖値が高い(だいたい血糖値180mg/dL )と、尿に糖を捨てます。(と言っても、砂糖のような粉が出てくるわけではないですよ。)この時、糖と一緒に、大切な水分も捨てなくてはならないのです。すると、おしっこの量が増え、トイレの回数が増えます。血糖値が高ければ高いほど強い脱水になります。

 そうなると体が、「のどが渇いたよ~。水分をとらなくてはいけないよ~。」と知らせてくれます。水分をとると、短時間はのどの渇きはなくなりますが、そのうち水を頻繁にたくさん飲まないと我慢できなくなります。

 そして、糖を捨てた分だけ体はエネルギーを失うのです。糖は1g当たり4kcalのエネルギーがあります。例えば、尿の中に100gの糖が捨てられると、400kcalが捨てられる計算になります。

  糖が尿に出始めると…体重が減る、だるい、疲れやすい

 高血糖になると…おしっこがたくさん出る、のどが渇く、水をたくさん飲む

 他にも、傷が治りにくくなる、感染症にかかりやすくなる、なんて症状もあります。

●糖尿病の合併症

糖尿病の合併症は、やっかいなことに知らない間に進行してしまっていることが多いです。しかも、元に戻らない状態まで進行してしまうこともあります。適切な予防をすることで進行をかなり遅くできるものや、早めに見つけることで対応しやすくなるものが多いです。

糖尿病の三大合併症は、神経障害、網膜症、腎症です。「し め じ」と、神経、眼、腎臓の頭文字をとって覚えられます。HbA1cを7.0%未満、食事の前の血糖値を130mg/dL未満、食事の後の血糖値を180mg/dL未満に保つのが目標です。これが管理できていないと三大合併症はゆっくりですが確実に進んでいきます。

そして血管が固くボロボロになることで起こる合併症があります。足の壊疽、脳梗塞、虚血性心疾患で、これも頭文字をとって「え の き」と覚えます。

また、インスリンが欠乏する、高血糖、脱水などにより、ケトアシドーシスや高浸透圧高血糖状態など意識を失うような急性合併症が起こることがあります。その他に、糖尿病では感染症、がんや骨折も増えます。

高血糖の症状を知って早めに受診すること、水分不足にならないことが大切です。血圧、脂質、体重の管理、筋肉強化と禁煙も合併症の予防に有効なので、医療機関できちんと定期的に検査を受け、管理をすることで予防しましょう。
 

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