メニュー

脂質異常症について & 後期高齢者健診【2024年7月号】

[2024.06.11]

脂質異常症について

 

脂質異常症は、かつて高脂血症とか、高コレステロール血症という名前で呼ばれていましたが、血中の脂肪分が高いことだけでなく、低いことも問題になることから、名称が変更されました。脂質異常症は、ほとんどの方が健康診断などで数値の異常を指摘されて初めて判明します。加齢により発症しやすくなり、男性では40歳以降、女性は閉経後によくみられるようになります。痛みや不快感などの自覚症状がないため放置されがちですが、徐々に血管がカチカチのモロモロになっていき、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。脂質異常症は動脈硬化の最大の危険因子なのです。

 

自分が脂質異常症かどうか、それは単純に3つの血液検査のデータで決まります。

3つの項目のうち、どれか1つでも当てはまれば脂質異常症と診断されます。過去の健診結果を出してきて、一度チェックしてみましょう。

*心筋梗塞や脳梗塞を起こしたことがある人、糖尿病や腎臓病の持病がある人などは目標値が異なりますので、医師に相談してくださいね。

脂質異常症について詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。↓

 

後期高齢者健診

 

後期高齢者健診は、糖尿病などの生活習慣病を早期に発見し、重症化の予防を図ることを目的とした健診です。また、加齢に伴う心身の衰えをチェックし、医療や介護予防につなげることを目的に実施します。健康寿命を延ばすためにも積極的に健診を利用しましょう。

受診方法

予約方法

事前にお電話(052-401-2600)もしくは窓口でご予約をお願いいたします。

健診期間

令和6年7月18日~12月末日

対象

75歳以上の後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方

持ち物

マイナンバーカード(又は健康保険証)、受診券、診察券(お持ちの場合)

料金

無料(受診券が必要です) 

*後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方は、7月中旬までに後期高齢者健診の案内が送られてきます。

お食事について

検査前日

受付時間の8~10時間前までに夕食を済ませて下さい。飲酒・喫煙は控えて下さい。

検査当日

絶食です。水・お茶など糖分の入っていない飲み物は摂取可能です。飲酒・喫煙は控えて下さい。

薬について

高血圧・心臓病の薬を服用されている方は、起床時に少量の水で服用してきてください。
その他の薬を服用されている方は、主治医とご相談の上、受診してください。

 

項目 内容
問診・診察 既往歴、服薬歴、喫煙習慣、自他覚症状、胸部聴診 等
身体測定 身長、体重、BMI
血圧測定 収縮期血圧(最高)、拡張期血圧(最低)
尿検査 尿糖、蛋白尿
血糖検査 空腹時血糖値またはHbA1c
脂質検査 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
肝機能検査 AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GTP
腎機能検査 血清クレアチニン、eGFR
詳細項目 内容
貧血検査 赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット
心電図検査 安静時心電図検査

*詳細項目とは、国が定める要件に該当する方で、医師が必要と認めた方のみ対象となります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME