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清須市初!レントゲン検査にAI技術を導入【2024年11月号】

[2024.10.10]

まえの内科クリニックでは、清須市で初めて、最新のAI技術により胸部レントゲン画像から病気を検出するソフトウェア(富士フイルム社「胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID」)を導入しました。(2024年9月)

通常の診療や健康診断に活用し、迅速で正確な診断、そして早期治療へとつなげます。

胸部レントゲン検査でわかること

胸部レントゲン検査では、以下のようなことが分かります。特に、肺がんをはじめとする肺疾患の中には進行が早いものも多いため、早期発見・早期治療がとても重要です。

  • 肺の状態: 肺炎、肺がん、結核、気胸(肺に穴が開き、空気が漏れている状態)などがないか、肺に水(胸水)がたまっていないかを確認します。
  • 心臓の大きさや形: 心臓が大きくなっていないか、形に異常がないかを確認します。心不全などが疑われる場合にも有効です。
  • 骨の異常: 肋骨や胸骨の骨折や異常がないかを確認します。
  • 血管の状態: 胸の大きな血管に異常がないかを確認します。

胸部レントゲン検査にAI技術を活用するメリット

小さな異常も見逃さない手助け

胸部レントゲン検査は、検査時間が短く、撮影した部位を比較的すぐ確認できることから、胸部の病気を見つけるための検査としてよく用いられます。しかし、画像での診断となるため、臓器が重なる部分や小さな異常を見つけにくいことがあります。

医師の目視での確認に加えて、CXR-AIDのようなAI技術を「医師の第二の目」として活用することで、通常では見落としやすい異常を発見しやすくなります。

胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AIDとは?

病変が疑われる領域をハイライト表示

撮影した胸部レントゲン画像を自動解析して病変が疑われる領域を検出し、その部分をハイライトします。その領域を医師が再確認することで、見落し防止を支援します。

3つの病変に対応

肺疾患の主要な画像所見となる「結節・腫瘤影」、「浸潤影」、「気胸」を検出できます。

追加の費用はかかりません

CXR-AIDを活用した診断の場合でも、追加の費用はかかりません。通常の保険診療と同じ費用で、高精度の診断を受けていただけます。

患者さんの安心のために

CXR-AIDは、医師の診断を補助する役割を果たします。医師がAIと協力して診断を行う「ダブルチェック」により、より安心で質の高い医療を提供いたします。

まえの内科クリニックでは、今までの経験に加えて最新技術も取り入れながら、皆様の健康をサポートしていきたいと思っています。これからも皆様が安心して利用できる、地域に寄り添った医療を心がけてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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